【不動産を売却できる期間って?】家を売却するのにかかる期間はどれくらい?

家を売りに出すと、どれくらいの期間で契約が決まるものかご存知ですか?
できれば少しでも早く買い手が見つかってほしいものですが、実際のところはどれくらいの期間で売却が決まるものなのでしょうか。

宅地建物取引士 山野
今回は家の売却をするときの一般的なスケジュールや手続き、期間などについてご説明いたします。

家の売却が決まるまでには、平均的には半年くらいかかる

不動産会社に家の売却を依頼する

家を売却する場合、各当事者だけで売買取引をすることはおすすめしません。(いわゆる個人間売買)
知人に売却する場合などであっても、登記の移転などを含めて、不動産売買契約は煩雑な手続きが多く、専門知識のない者同士での取引は後々トラブルが生じる原因となります。
そのため、不動産仲介会社に依頼して取引を進めることが最善と言えます。
知人等、売却する相手が決まっている場合でも、不動産会社に仲介を依頼したほうが良いでしょう。

そこでまず、信頼できる不動産仲介会社を探すことになります。
その地域の不動産物件を多く扱っている地域密着型の会社や、大手の不動産仲介会社の営業所などさまざまな会社がありますが、1社のみに絞るのではなく、売却の相談をして対応が良いと感じた会社を数社選んで依頼します。

不動産仲介会社による売却価格の査定

不動産仲介会社は売却の依頼を受けると、売却金額を決めるために査定を行います。
実際に家を訪問し、家の外観、屋内、設備の不具合がないか、さらには周辺環境までくまなくチェックして、売却査定額を決めます。
また、土地の調査を管轄の法務局から市役所、建築指導課、都市計画課、上下水道局、ガス会社、教育委員会などで専門的に行った上で、査定書の作成に取り掛かります。

そのため、査定依頼から査定報告書を提示するまでには約1~2週間程度の期間がかかるのが一般的です。

宅地建物取引士 山野
物件によって異なりますが、売る研では1週間以内に査定報告書を提出するように心掛けています

販売開始

不動産仲介会社の査定に納得して売却する価格が決まれば、媒介契約を結び販売活動に入ります。
売却物件の資料を作成し、インターネットや折込チラシなどで広告を行うのが一般的ですが、不動産仲介会社によっては、まず見込み客リストの中からマッチングする方に情報提供して、優先的に案内する場合もあります。

販売活動を始めて実際に購入者が決まるまでには、およそ3ヶ月から6ヶ月はかかるといわれています。

宅地建物取引士 山野
当社では購入見込み客の中から成約することが多く、販売活動を始める前に成約に至ることが3割。販売活動開始後の平均成約期間は3ヶ月以内です

購入申し込みと住宅ローンの審査

販売開始後、購入希望者は購入の意思表示を示すために、購入申込書(買付証明書とも言います)の提出を行います。
申込書の内容に交渉条件(減額交渉等)があれば納得がいくまで打ち合わせを重ねます。

同時に、購入希望者は住宅ローンを利用するのであれば、事前審査の手続きをおこないます。

お互いに購入申込書の内容で納得し、金融機関の事前審査の承認を得ると、売買契約に向けて動くことになります。
購入申込書の提出から売買契約に向けて動くまでは、およそ1週間から2週間を要します。

また、購入希望者が不動産会社・建築会社のような法人であれば、ローンを使用せずに現金決済する場合が多いので期間が短くなります。

宅地建物取引士 山野
購入申込書の内容が、価格を含め売却条件からかけ離れている内容であったり、購入希望者に対して不信感を抱く場合は申し込みを断る場合があります。
当社は売主様にとって安心して気持ちよい取引になる事を心掛けて売却活動に取り組んでおります。

売買契約と引渡し

購入申込書の内容に沿って売買契約が完了すると、買主は住宅ローンの本審査を受けます。
金融機関から本審査の承認を得られれば、売買契約残代金決済と引渡しの手続きに向けて進めます。
売主は残代金を受け取り、買主は残代金を支払うのと同時に、司法書士により登記手続きがなされます。
売買契約締結後、買主が住宅ローンを利用する場合は約1.5ヶ月。買主が現金決済をする場合は1ヶ月以内に完了します。
購入希望者が購入申込書を提出してから考えますと、1.5~2ヶ月ほどで全てが完了することになります。

不動産売却の具体的な流れは別ページの「不動産売却の流れについて」をご参照ください。

不動産売却の手順

宅地建物取引士 山野
弊社では、売却査定依頼をしていただいたお客様に、上記のような売却の流れを分かりやすく記した書類をお渡ししております。不動産売買には煩雑な手続きや専門の知識が必要なことが多々あります。売主様が安心して売却できるよう丁寧な説明・対応を日々心掛けております。

特に重要になるのは売却価格

売り出した家がどれくらいの期間で成約に至るのかは、売却価格によっても変わります。
安ければすぐに売れるというものでもありません。

逆にすべての面で条件が良くても、相場よりも高い強気の価格ではなかなか売れません。
最寄駅から徒歩数分、閑静な住宅街で築年数も浅いという家であっても、相場価格よりも高い価格ではなかなか買い手はつかないのです。

不動産購入は一般的に一生のうちで最も高い買い物になります。
それだけに家を買う方は、十分に時間をかけて物件を探し、条件に見合う家を見つけても、他にもっと良い条件の家はないか探す行動を続けます。

家の売却価格は、不動産仲介会社とよく相談して決めましょう。
住み替えをする場合は、売却して得たお金を次の家を購入する資金に充てることになります。
次の家を購入したうえで、さらにまだお金が残れば助かるといった思惑も理解できますが、売却できなければ元も子もありません。
その地域で売り出されている別の家の価格などを参考にして、相場に見合った価格設定を検討しましょう。

なかなか売れない場合に考えるべきこと

売却価格を下げてみる

家を売却に出してから半年が経過しても売れない場合、「テコ入れ」をすべきです。
売却価格を下げてみましょう。
大きく下げる必要はありませんが、その地域で売り出されている他の物件の価格などを参考にして、相場よりも少しだけ安い程度の値下げをしてみます。
それによって、「いい家だけど値段が(高くて)ちょっと・・・」と迷っていた見込み客が購入を決意するなどの変化がみられるかもしれません。
また、不動産仲介会社の営業担当者も、「お得な物件ですよ」と現地案内の際に勧めやすくなります。

家の掃除・手入れをする

売却を始めてから家を放ったらかしにしていないでしょうか。
人が住まなくなった家は、老朽化が早くなるものです。
人が生活しなくなり、出入りすることがなくなれば、家の中の空気の入れ替えがなされず、湿気がこもってしまいます。
また、戸や窓を開け閉めすることがなくなれば、建て付けが悪くなってしまいます。

そのような状態では、案内されて内覧をする方も、購入して大丈夫だろうかと不安を感じるはずです。
購入した後に多額の修理費用が掛かってしまうのではないかと心配にもなるでしょう。

また、庭や家の周囲も草木の手入れなどをこまめにしておくべきです。
雑草が生い茂っていたリ、草木が無秩序に枝を伸ばし放題にしているとなれば、内覧した方にとってはマイナスのイメージとなります。
手入れと掃除が行き届いていれば、「大切に住んでいた家」と、良いイメージを持って頂けるでしょう。

依頼する不動産仲介会社を増やしてみる

もし1社にしか売却を依頼していないのであれば、新たに別の不動産仲介会社に売却の依頼をしてみるのもひとつの手立てです。
地元の会社だけでなく、大手の不動産会社に依頼するのもいいでしょう。
肝心なのは地元の小さな会社だろうが大手であろうが、担当者が信頼できるかどうかです。

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福岡の不動産売却の専門サイト「売る研」。

家の売却は、仲介会社の力量に大きく左右される

早く売却できるかどうかは仲介会社しだい

家を実際に販売するのは不動産仲介会社です。
購入見込み客を探し、家に案内し、購入を勧め、売却につなげるのは不動産仲介会社の営業担当者です。
それだけに、不動産仲介会社が販売に力を入れてくれるかどうかで、売却までにかかる期間が大きく変わってくると言って良いでしょう。

物件に大きな魅力があれば、不動産仲介会社も力を入れて販売します。
逆に、なかなか売れそうにないと判断されれば、後回しにされたり、案内してくれないなど、力を入れてくれません。

売却に出してから長い期間が経過しても契約が決まらない、案内件数も少ないとなれば、不動産仲介会社と改めて相談し、売却価格を見直すなどの措置を取った方が良いでしょう。
また、購入希望者を案内、内覧の際に良い印象を持ってもらえるよう、家の外も中も定期的に掃除をして、常にきれいな状態を保つようにしましょう。

なかなか売れなくても焦らないこと

3ヶ月、半年と期間が経過してもいっこうに売れる様子がないと、どうしても焦ってしまいがちです。
そこで、すぐにでも売ってしまいたいと考えて、売却価格を大幅に下げたりすることは、するべきではありません。
まず、不動産仲介会社に相談をしましょう。
売却依頼を受けているわけですから、売却に関して少なからず責任を感じているはずですし、何らかの手立てを提案してくれるはずです。
自己判断をせず、プロに相談して、家を早期に売却するための最良の方法を導き出しましょう。

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